G-SHOCKが誇る強さとメタルの美しさを極めた「MR-G」
優れた耐衝撃性能はもちろんのこと、外装に金属を採用し、細部に至るまで丁寧な仕上げを施すことで、G-SHOCKの最高峰ラインにふさわしい力強さと高級感を見せるMR-G。その屈強な佇まいに日本のブランドらしいコンセプトを与え、国内はもとより世界中で高い支持を獲得しています。
ケースやベゼル、ブレスレットに採用しているのは、軽量かつ錆に強い純チタン。それだけでも十分に実用的なのだが、カシオではさらに深層硬化処理と、素材表面の耐傷性を高めるDLCコーティングという二重の硬化処理を施し、最高峰ラインのMR-Gにふさわしい強靭かつ、チタン素材の上質感を長く愉しめる外装を作り上げている。
しかも、重厚感のあるブラックのケースとブレスレットには、一部にザラツ研磨を施して艶のあるアクセントを加えるなど、武将たちの甲冑に通じる格調高いデザインに仕上げている。
タフな外装に加え、耐衝撃性をより高めているのが、リュウズとプッシュボタンに採用されたクラッドガード構造です。そもそもメタル素材を外装に用いたMR-Gは、落下時の衝撃からムーブメントを保護するために、樹脂製のG-SHOCKとは異なる耐衝撃構造を採っているが、内部機構と直結したリュウズに外圧が加わってしまうと、ムーブメントがダメージを受けてしまう可能性がある。そこで考案されたのが、リュウズユニットの内部にαGELを装填してからリュウズカバーを被せることで衝撃を緩和させる、独自の構造。しかもリュウズのみならず、プッシュボタンにもカバーを付けて耐衝撃性を確保するなど、G-SHOCKブランドに対する信頼性の高さも、「MRG-B2000B」の特徴です。
ダイアルの外周には扇や屏風をイメージしたカット面を採用し、さらにインデックスは、刀の反りに着想を得た、トップが緩やかにカーブを描くユニークな形状としている。このインデックスは、万が一、腕時計が落下したときでも文字盤から外れてしまうことがないよう、軽量な樹脂で製作されているのだが、電鋳技術によって稜線のエッジを際立たせたり、挽き目細工を施したりするなど、山形カシオが有するナノ加工技術によって金属製と見紛うほどの仕上がりに。こうした妥協のないクリエイションもまた、「MRG-B2000B」の魅力を高めている。
また、JIS1種の耐磁性能や20気圧の防水性能、さらには高輝度なLEDライトによるスーパーイルミネーターで暗所での視認性も確保するなど、G-SHOCKブランドに求められる基本性能も抜かりないです。