“伝統と革新の融合”
これまで江戸切子や阿波藍染といった伝統工芸とコラボレーションしてきたOCEANUS、今回第三弾として蒔絵を施した限定モデルが登場しました。
BOXも特別仕様です。
今回インスパイアされたのは、1,200年以上の歴史を持つ漆芸の伝統技法「蒔絵(まきえ)」。器の表面に漆で絵や文様を描き、その漆が乾かないうちに金や銀などの金属粉を蒔きつけることで器の表面に定着させるという日本独自の美術技法です。
開発にあたり、京都で100年以上続く蒔絵工房「下出蒔絵司所」三代目の伝統工芸士・下出祐太郎氏に協力を依頼。漆の研究で博士号を取得されるなど、蒔絵の発展に力を注がれていることから、“伝統と革新の融合”というテーマに共感していただき、実現しました。
ベースとなるモデルは、革新のスリムスタイルでOCEANUSの“美”を象徴するフラッグシップManta「OCW-S5000」。
サファイアガラスベゼルと文字板に「悠久のささやき」と同様、輝きのあるプラチナを使用した蒔絵技法を採用。それを時計の安定した品質に落とし込むため、蒔絵の伝統技法にCASIOの新技術でアレンジを加え、プラチナの輝きをいつまでも保つための工夫と耐衝性を備えた、蒔絵の新構造を開発。
世界限定300本ですが、蒔絵の製作は下出氏の手作業により、1本ずつ丹念に仕上げられており、使用する粉の種類・大きさから散布密度まで、全てにおいて匠の技と感性が息づいています。