スティーブ・マックイーンが愛した時計
クラシック&エレガンス。そんなメンズファッションの理想そのものを体現した時計!
1960年代、カーレース界との関わりを深めようとしていたタグホイヤー(当時はホイヤー)は、モナコで行われる「モナコグランプリ」へのオマージュとしてモナコを発表しました。
モナコの偉業とも言える誕生秘話。それは、世界で初めてのスクエア型(角型)防水時計であったこと。そして世界で初めての自動巻きクロノグラフ搭載機であったことです。
今でこそ角型フォルムは珍しくもありませんが、1969年当時はどのメーカーもラウンド時計オンリーです。そもそも丸いムーブメントを搭載するのに、角型ケースは非合理的です。しかしながらタグホイヤーは「デザインの面白さ」に着目し、スクエアウォッチの開発を試みました。
モナコの転機となったのが、カーレース映画『栄光のル・マン』が1971年に公開されたことです。この時、ハリウッドスターであったスティーブ・マックイーン氏がモナコを着用したことで、その知名度が飛躍的に上がることとなりました。スティーブ・マックイーンはタグホイヤーとスポンサー契約していたわけではありません。もちろん同社がF1界と密接な関わりを持っていたことは間違いありませんが、マックイーンは数あるブランド時計の中からモナコに目を留めたと言われています。
モナコはカーレース好きにとって憧れの存在です。他のモデルにはない四角いフォルムと伝統的デザインは多くのファンを魅了してきました。その人気は非常に高く、オリジナルデザインを引き継いだレフトハンドモデルやキャリバー12を搭載した現行モデルはもちろん、クォーツモデルも高い人気を保っています。
スクエアケースの時計をお探しの方に是非検討していただきたい時計です。