MR-G取り扱い開始
G-SHOCKは1983年の発売以来、進化し続け、さまざまなタイプのモデルを世に出し続けています。発売当初は金属ケースの中にムーブメントを入れ、それをウレタン樹脂でガードするという構造でした。1980年代当時は「耐衝撃構造」と「20気圧防水」という基本スペックを満たすためには、ムーブメントを金属ケースに入れるしかなかったみたいです。
それが1990年代に入って、技術的に大きな進化を遂げました。ケースが従来の金属からガラス繊維の入った強化樹脂に変わり、金型による成型が可能になったため、デザイン的な自由度も爆発的に広がりました。こうした技術革新を経て、大人の男に似合う上質なG-SHOCKをつくりたいということから、フルメタルのG-SHOCKが生まれました。それが「MR-G」です。
G-SHOCKの誕生から13年目にして登場したフルメタル使用のMR-Gは、構造、デザイン、その一つ一つが衝撃プロテクトに意味を持っていました。しっとりとした腕に馴染む重厚な無垢バンド、高級感を漂わせる球面ガラス、そして裏面からの衝撃を保護するバックプロテクター。細部にまでデザイン性・機能性を追求した「大人のG-SHOCK」です。
その後は、電波受信機能とタフソーラーを搭載した3針モデル。ケースやベゼル、裏蓋、バンド部のチタン素材に、深層硬化処理を行い、接触による摩耗を抑えるための最先端技術を施したモデルなど、通常のモデルには見られない、常に最高峰のモデルとして時代を牽引しています。