独自開発のモジュールを搭載した「ロードマスター マリン GMT」|BALL Watch
堅牢かつ高い信頼性を誇る、プラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチの「ロードマスター」シリーズ
最大の特徴は、操作性に優れたGMT機能。通常はリュウズを使って24時間針を調整するが、本作ではケース左サイドに設置されたふたつのプッシュボタンで、容易にGMT針の時刻設定が可能だ。8時位置のプッシュボタンを押すと1時間戻り、10時位置ボタンを押すと24時間針が1時間進む。この特殊な機構は、ボール ウォッチR&D部門「パトリック・ラボ」の責任者であるフィ・ヴァン・トラン氏が開発を担当し、SW220-1キャリバーをベースに独自のモジュールを組み合わせることで実現しています。
また、プッシュボタンはわずかに回転させることでロック、アンロック出来る仕組みになっており(1クリック=60°/6クリックで1回転)、誤操作を防ぐほか、防水・防塵の観点においても安心できる設計だ。リュウズは2段引きで、1段目で日付と曜日を、2段目で時刻を調整できる。
そして、ケースとブレスレットが一体化しているかのような、エッジの利いたデザインも特徴的だ。スタンダードな40ミリのケースと短いラグの延長上にブレスレットが続く流麗なフォルムは、現在トレンドのひとつに数えられるラグジュアリースポーツウオッチに通じるスタイルです。
さらにモジュールを内蔵し、ケースバックにサファイアガラスもセットしながら厚さを14ミリに収めたことで、ブレスレット一体型の利点を生かした快適なフィット感が実現されている。なおブレスレットは、比重のバランスを最適化したチタンとステンレススティールのコンビネーション仕様。
そのほか、軽量かつサビに強い精悍な仕上げのチタン製ケース、モデル名の通りに海での着用を想定した200メートル防水、機械式時計では稀少な耐衝撃構造(5000Gs)、高精度の証明といえるスイスCOSC認定クロノメーター・ムーブメント、ビジネスユースを考慮した日付と曜日表示、24時間を昼夜で色分けした蓄光付きのセラミックトップ・ベゼル、強い太陽光の下でも視認性をキープする反射防止加工を施したサファイアガラス風防、暗闇における時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライトなど、高機能かつ実用性を追求した満足感の高いウオッチに仕上げられている。