腕時計のある生活

2017.11.15
G-SHOCK

MR-G

  • twitter

MR-GはG-SHOCKのトップモデルですから、使っている素材や表面処理の技術には最先端のものを採用しています。特にケースやベゼル、裏蓋、バンドは、接触による摩耗を抑えるため、素材のチタンに深層硬化処理を行い、特殊な表面処理を施しています。

チタンが黒っぽく見えますが、これはDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)という硬質膜を付けているためです。DLCはもともと金型の表面を硬くしたり、刃物を硬くするといった工業製品用途で使われている表面処理技術です。
通常表面処理したものを顕微鏡で見ると、波を打って凸凹していますが、DLCを施すと平らに仕上がります。表面が平らになると、傷がつきにくくなります。MR-GではこのDLC処理をビス一本にいたるまで施しています。


文字盤の時字もMR-Gでは違っています。普通の時計は落下衝撃の基準がG-SHOCKほど高くないので、同じような取り付け方では落とすと時字が取れてしまいます。そこでMR-Gは特別な時字の取り付け構造を開発し、採用しています。
また、通常針の真ん中に穴が開いていますが、MR-Gでは穴をなくしています。これはノンホール針という高級品を使用することにより実現しています。


他の高級時計と並べても遜色なく、G-SHOCKらしい良さがMR-Gにはあります。カシオが究極までこだわって作っている「MR-G」、オススメです!