クロノグラフムーブメントで有名な「ブライトリング キャリバー 01」って何が凄いの?
みなさま、こんにちは。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
ブライトリングで時計をお探しの方や、時計が好きで機械(ムーブメント)までも調べた方は聞いたことがあると思いますが、ブライトリングのムーブメント、
「ブライトリング キャリバー 01」。
クロノマットやナビタイマーなどのクロノグラフにも搭載されている、腕時計界の中でも評価の高いムーブメントです。
ちょっと、マニアックな話になると思いますが、本日は、その「ブライトリング キャリバー 01」を深堀していこうと思います。
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ブライトリング キャリバー 01
最高の精度で経過時間を測定できる自動巻きクロノグラフキャリバー。
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パワーリザーブは約70時間
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28,800回/時、47石(仕様によって異なる)
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COSC公認クロノメーター
「ブライトリング キャリバー 01」は、2009年に初の自社製ムーブメントとして発表されました。
ブライトリングの100年以上にわたる専門性を積み重ねたもので、機能、パーツ同士の相互作用、美しさ、修理しやすさまでも、業界内で高い評価を得ることになりました。
大きな特徴としては、
・最高級機械式クロノグラフムーブメントの証しであるコラムホイールを搭載
・正確で滑らかなクロノグラフ動作を実現する垂直クラッチ
・約70時間のパワーリザーブ
・ムーブメントに損傷を与えることなく、24時間いつでも日付調整が可能
上記を可能にする技術力はもちろんですが、品質管理も異常なほど徹底されています。
たとえば、製造に約10ヶ月要しますが、その後1000回のテストが実施され、初めてCOSC認定を受けます。
また、衝撃テスト(500 Gで約6万回)、リューズテスト(10万回以上のリューズ巻き上げ)、ローターの巻き上げ(345万6000回)、クロノグラフプッシャーテスト(約5840回のスタート・ストップ・リセット)など、自社製ムーブメントに対してブライトリング独自の16年間の加速的エージング(経時変化)に相当する過酷な試験も行われています。
すべての試験に合格して初めて、ブライトリングの時計は出荷されます。
現在のブライトリングのクロノグラフ(自社ムーブメント搭載)モデルの中には、GMT機能を搭載したモデルや、24時間の時刻表示が備わった手巻き式クロノグラフ、同時に2つの経過時間を測定でき、最も製造が難しいクロノグラフコンプリケーションとして広く知られる、スプリットセコンド機能などを搭載したモデルが存在しますが、そのほとんどのムーブメントのベースになっているのが、「ブライトリング キャリバー 01」です。
その高いクオリティーを支えている技術者に脱帽ですよね。
ブライトリングは、業界最高の時計技術者を雇用し、技術が発達した現代ではテクノロジーの力を少し借りるようになりましたが、手作業の部分は時計製造の始まりからほとんど変わっていません。
才能豊かな専門家の多くは数十年の経験を積んでおり、中には何世代にもわたって時計を作りづづけてきた家系の出身者もいるようです。
このような過程を得て「ブライトリング キャリバー 01」を搭載したモデルは、世に送り出されているのです。
少しマニアックな内容でしたが、細かく知っていくとブライトリングの物作りへの情熱やこだわりが分かり、また既にお使いの方もご自身の時計に誇りを持てるのではないでしょうか。
少しでも興味を持たれた方や、もっと細かい話を知りと思った方は、店頭でお気軽にスタッフにお声掛けくださいね
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