「ブルー・スエード・シューズ」をオマージュする 「ベンチュラ」
エルヴィス・プレスリーは「ベンチュラ」のデビュー以来、熱烈なファンとなり、ミッドセンチュリーモダンデザインのアイコニックな腕時計を自分のコレクションに加えるとともに、ミュージカル映画『ブルー・ハワイ』では「ベンチュラ」を着けて出演しています。
こちらの「ベンチュラ」は、プレスリーのデビューアルバムの最初の曲で、大ヒットしたシングル「ブルー・スエード・シューズ」にインスパイアされています。1956年に発売されたこのアルバムは、音楽界を変えていくことになる輝かしいキャリアの始まりを告げるものであり、時計製造の新時代の先駆けとなった「ベンチュラ」と相通じるところがあります。
トライアングルケースのカーブを描くラインを強調する魅力的なブルーのグラデーションのダイヤルが特徴です。 「ベンチュラ」には、ニッケル時針、分針、秒針で、信頼性の高いクォーツムーブメントが搭載されています。
深みのあるブルー文字盤に、スエードを思わせるアルカンタラのブルーストラップを組み合わせ、ほどよいカジュアルさと個性を感じさせる出来に仕上がりました。
■ベンチュラとは……電池駆動をはじめて実現したモデル 1957年、世界初の電池式腕時計として発売。インダストリアルデザイナーのリチャード・アービブが手掛けた左右非対称なデザインも話題を呼び、革新性を象徴するモデルとなった。当時の広告では独創的なデザインと電池駆動の構造によって、人々に未来を感じさせた。