伝統工芸とエレクトロニクスが織りなす【カシオ オシアナス】
蒔きぼかし金線波紋 限定300本
蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や文字などを描き、乾かないうちに金や銀の金属粉をまくことで器面に定着させる技法です。
このモデルは、京都の伝統工芸士である下出祐太郎氏のご協力のもと開発、及び文字板・ベゼル製造されました。
プラチナを使って水のきらめきを表現した下出氏の代表作「悠久のささやき」がモチーフになっており、文字板とベゼルのサファイアガラスには、その作品と同様にプラチナを使った蒔絵を施しています。
デザインコンセプトは「蒔きぼかし金銭波紋」で、プラチナ粉を下から上にまくことでグラデーションのように美しく仕上げる「蒔きぼかし」と、プラチナが付着しない部分をあえて作る「抜描」という技法を組み合わせ、さらに抜き描いた部分に金粉を線のように蒔き仕上げることで特別感を演出しています。
使用したプラチナ粉や金粉も、製品にした時のきらめきを追求し様々なサイズを検討して、平目という形状の2号(プラチナ)と1号(金紛)のサイズを選択しています。
すべての蒔絵が下出氏の手作業で行われるため、一つとして同じものはありません。