冒険者たちが羅針盤に使っていたとされる「鉱石」をモチーフにして、その輝きをメタルベゼルで表現した限定モデルです。

Adventurer’s Stoneのテーマは“挑戦”。このモデルには、そんな挑戦にまつわるストーリーが秘められている。舞台は中世の時代にさかのぼる。大海原に乗り出す冒険者たちに、進むべき針路を示していたのが羅針盤だ。太陽や星を使って方位や進路を判断する。その太陽が雲で隠れたとき、冒険者たちは鉱石を取り出して、微かな光が屈折する具合から太陽の位置を把握していたといわれている。

メタルカバードベゼルの加工に、専用の金型を使った鍛造成形を採用。鉱石をイメージした荒々しい造形をベゼル全面に施しました。さらに、凹凸部分を光沢ホーニングで仕上げ、天面や側面など部位ごとにヘアラインやミラーで磨き分け。鉱石の造形、質感、輝きを、独自のメタル加工技術で表現しています。

光源や見る角度で特定の色を放つ鉱石は、古来より航海時に太陽の位置を知る羅針盤に用いられてきました。冒険者の道しるべとなるその美しい輝きを、それぞれの鉱石色に合わせたIP処理で表現。なかでも2色IPは、全面IPの上にマスキングを施し、部分的に異なるIP色を重ねることで、複雑かつ複層的な色調に仕上げています。