ルパン三世着用 “YEMA(イエマ)”
世代を超え、いまや世界中で圧倒的な人気を誇る日本アニメの金字塔、故モンキー・パンチ氏原作のテレビアニメ 『ルパン三世』。
第1話ではF1ドライバーに扮したルパン三世が、フランスの時計ブランド、イエマが1960年代に発売したクロノグラフ、“ミーングラフ スーパー”を身に着けている様子が描かれています。
『イエマ(YEMA)』は、フランスの東部にある都市、ブザンソンで1948年に創業しました。時計メーカーとしては後発ではありますが、フランス空軍のパイロットやラリードライバー、はたまた宇宙飛行士たちが着用した実力派ブランドです。日本では2018年から販売を開始したため、まだまだ知る人ぞ知るブランドではありますが、ヴィンテージウォッチ市場でも人気のある1960~80年代当時のデザインをベースとしたスポーツウォッチを得意としており、静かな人気となっています。
歴史ある『イエマ』は、1960~80年代のデザインを引き継ぎ、レトロな顔つきの時計を作っています。特にこういったヘリテージ系の時計は現代的なサイズに大径化されてしまい、時計を知る人からすると良さが台無し……といったことが起こりがちですが、サイズもデザインも忠実に再現しているところが好印象です。
肝心の中身は「ETA」や「セイコー」、「セリタ」のムーブメントを採用した本格自動巻きに加え、自社開発のインハウスムーブメントも存在しており、技術力の高さが伺えます。さらにはクォーツモデルもラインアップしており、価格帯では4万円台から30万円台の限定モデルまで幅広く揃っています。