三角形のフォルムで作られた左右非対称な腕時計
「ベンチュラ」は、1957年に誕生した時計史上初の電池式腕時計。
三角形のフォルムで作られた左右非対称のケースを特徴とし、高いデザイン性と優れたコストパフォーマンスから男女問わず高い評価を得ています。
ベンチュラは1957年に誕生したハミルトンを代表する人気シリーズです。伝統的な機械式時計ではなく電池式腕時計として誕生しました。
今でこそ電池式のクォーツは珍しくありませんが、当時はまだ市販化されていない時代。しかしながら1950年代当時、電池駆動の腕時計開発が各社で進んでおり、ハミルトンは先陣切ってその新しい波に挑んでいたブランドでもあります。
なお、世界初のクォーツ時計はセイコーが開発したクオーツアストロンですが、モーターを動力として動く「電池式時計」としては、ベンチュラが世界初と言われています。
ベンチュラはクォーツ式がメインではありますが、今回紹介する機械式モデルも高い評価を得ています。
搭載しているムーブメントはスイス製の自動巻きムーブメント。コンパクトなサイズ感であったクォーツモデルに対し、ベンチュラの機械式モデルはビッグサイズになっています。
縦54mm × 横46mmという超ビックサイズで作られたベンチュラXXL 。
80時間ロングパワーリザーブ設計で作られているため、実用性が増しています。近未来感溢れるデザインは、どの角度から見てもスタイリッシュです。
時計の歴史を変えた時計、ベンチュラ。ハミルトンでしか味わうことのできない三角形の独創的なフォルムは、気品に満ち溢れた存在感を放ちます。