完売したはずの「カレラ 1887」が入荷しました。

多くの時計ブランドが搭載してきた「ETA社」のムーブメント供給量が制限されるということもあり、各社はETAのムーブメントに依存しない開発を進めていました。「キャリバー1887」はそのような背景から生まれたタグ・ホイヤー自社開発となる自動巻きクロノグラフムーブメントになります。

文字盤の特徴は30分積算計と12時間積算計のフチにシルバーのリングが備わる点です。クロノグラフ作動時の時間計測に優れたデザインであり、カレラ クロノグラフ キャリバー1887であることが遠目でも判断できる特徴と言えます。

ロングホーンと呼称される長いケースラグは、1963年に登場した1stカレラの特徴で、タグ・ホイヤー・カレラ クロノグラフ キャリバー1887にもしっかりと継承されています。

文字盤は視認性を考慮するため、タキメーターを文字盤外周に配置。これによりベゼルを細くすることができたため、より文字盤の大きさが強調されています。ケース径は41ミリですが、サイズ以上に存在感があります。

タグ・ホイヤー・カレラ クロノグラフ キャリバー1887。タグ・ホイヤーの歴史に名を残すモデルでしたが、残念ながらすでに生産終了となっています！
今回が最後の入荷になると思います。
ぜひ店頭にてご覧下さい。